買いたいものログ

ネットや街をブラブラした結果の備忘録

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今の文芸界の売上を1人で背負って立つ、村上春樹・・・ではなく又吉直樹大先生の芥川受賞作品が掲載。これは買うべき電子本だろう。もう一つの芥川受賞作品も期待。

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何を隠そう、ワタシはアホウドリに興味を持っている。そのきっかけは、最近読んだ下の2冊。吉村昭の短編小説は、幕末、鳥島に漂流した男がアホウドリを食べまくって助かった話。新書の方は明治時代、日本人が日本列島周辺の無人島を巡りながら高級羽毛を持つアホウドリを乱獲しまくったという話。 
漂流

漂流

 

 

 

で、NHKスペシャルで放送されたアホウドリに関するドキュメンタリー。内容は、いつ大噴火するかわからない鳥島に生息する天然記念物のアホウドリを、安全な島へ移住させようとする国家プロジェクトを追ったものだ。まず鳥島で生まれた雛鳥を別の島へ運ぶ。アホウドリは成長して、アラスカの海へ飛び立つが、翌年には飛び立った島に帰ってきて子育てをするので、やがてその島がアホウドリの生息地になるはずだという、未知の勝算かつ気の長いプロジェクトだ。
 
そして、それに携わる人たちの苦労。雛を背負ってヘリコプターまで届ける人、親鳥に代わって雛に餌を与える人、成長したアホウドリが戻ってくるのを確認する人。それらはすべて日本南端の無人島での作業で、2008年より毎年繰り返されている。
 
それだけの予算と労力を使ってまでもアホウドリを守るべきなのか。そんな疑問も少しはよぎるが、テレビドキュメンタリーとしては感動的であり、今後、アホウドリの新生息地ができることに期待したくなる。

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今から1泊2日のキャンプ旅行に出かける。出発直前に旅行中に読むべきキンドル本を探す。準備したのは安売りしていた新書本と無料の青空本。

 

孤独の価値

孤独の価値

 

 ベストセラー作家というより、多作作家というイメージの森博嗣の心理学的新書。この人は数年前から出版界に住所を伝えず、田舎に閉じこもって文筆活動をしているらしい。と、まえがきにある。

孤独論といえば、もはや蛭子能収氏が第一人者。そのポジションに森博嗣氏も入ってくるのか。

  

藪の中

藪の中

 

 純文学でミステリーといえば、この小説。急に読みたくなった。

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ふらっと寄った書店で立ち読み。

 
身近な人が亡くなった後の手続のすべて

身近な人が亡くなった後の手続のすべて

 

 その書店のベストセラーの1位は「火花」じゃなくて、「身近な人が亡くなった後の手続のすべて」。私の地元だけかもしれないけど、確かにどこの書店でも最近、目につく。意外に目立つ表紙のせいでもある。

 
で、とりあえずは手にとってしまう。そんな誘惑がある本だ。しかし、買うかどうかは別だ。家庭に1冊ではなく、企業に1冊というカンジで買われているんだろうか。
 

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暑いので、図書館で涼む。適当に本を選ぶ。 

探検家の日々本本 (幻冬舎単行本)

探検家の日々本本 (幻冬舎単行本)

 

 個人的に最近、はまっている作家さん。冒険家であり、ライターであり、書評家でもある。本書は書評家としての一面をクローズアップしているらしい。自ら、結婚して、子供も授かったことを述べている。冒険家としての活動は鈍っていくんだろうか。


 

火星: 最新画像で見る「赤い惑星」のすべて

火星: 最新画像で見る「赤い惑星」のすべて

 

 火星について。世間が冥王星に注目している今こそ、火星だ。火星を舞台にしたマッド・デイモン主演作はまだ日本に公開されていないんだっけ。



 

西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)

西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書)

 

 西太后の人物伝。世界史に残る悪女としいうイメージだが、彼女に政治を任せなければならない清国の人材難が彼女の不運という気もする。